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第一週目 (めまぐるしい六週間)
2005年4月10日の週
HP読みあさり
セキスイハイムとヘーベルハウスで建てた方々のHPを片っ端から読んだ。
集中力が切れてくると、読んでいるHPがどちらのハウスメーカーの話なのか分からなくなってくる。読み過ぎで消化不良。
西山さん来る
セキスイハイムの営業の西山さんが初めて家を見に来た。南の家との位置関係を確認して写真を撮ったそうだ。
また道路の広さなどを確認していたとのこと。
道幅が狭いと工場で作った家を乗せたトラックが入れない。狭い道沿いではハイムで作りたくても無理。
測量と地盤調査をしてくれるのかと期待していたが、それは翌週になるとのこと。
ラフな案を翌週持ってくるとのこと。
トヨタホームに住む知り合い
セキスイハイムは鉄骨ユニット工法。同じ工法で有名なのはトヨタホームだ。
クリスチャン友達のHさん夫妻が二年前にトヨタホームで家を建てた。
完成直後にHさんの家に行ったことがあり、彼が工場で作る家のメリットを誇らしげに話していたことを思い出した。
ハイムで検討を始めるなら、トヨタにも声を掛けようと思った。
どんなものでも購入を検討する時には、同じような製品を提供している競合他社と天秤に掛けるのが
良い方法だと私は考えている。
ハイムの家のメリットやデメリットをトヨタと比較したい。
Hさんに状況を説明したeメールを送った。
「妻にもHさんが住んでいるトヨタホームを一度見せてほしい。それからHさんを担当した
トヨタホームの営業を紹介してほしい」という文面。
Hさんからは「来週の土曜日の午後に来ませんか」という返事がきた。
豊橋中日ハウジングセンター
親子4人で、豊橋方面の展示場に向かう。
まず目に入ってきたのが、トヨタホーム。
愛知県ではトヨタホーム愛知とトヨタホーム名古屋という二つの販売ルートがある。
ここで展示場を出しているのはトヨタホーム愛知の方。
ハイムと同じような鉄骨ユニット。営業マンが言うには「ハイムよりトヨタが頑丈です」とのこと。
ハイムに聞けば反対のことを言うだろうな、きっと。
「愛知県では一番多くの住宅を建てているのがトヨタです」というのが決まり文句らしい。
確かにトヨタホームで建てた家が多い。黙っていても注文が入るためなのか、営業マンもあせっていないような
感じがする。
Hさん経由で話をしようとしているのは、トヨタホーム愛知ではなくてトヨタホーム名古屋だと告げると
残念そうな顔をしていた。
カタログ一式をトヨタホームの手提げ袋に入れてもらった。
次にセキスイハイムのモデルハウスに向かう。
「あれ? 外壁がタイルじゃないぞ」と首をかしげていると、
「ここは鉄骨ユニットではなくて木造のユニットです」とセキスイハイムの営業が教えてくれた。
「えっ…何? セキスイハイムで鉄骨じゃない家があるの?」
「はい、ツーユーホームと呼んでいます」
「ごめん、初めて知った」
岡崎の西山さんに担当してもらっていることを伝えて、モデルハウスを案内してもらった。
妻はツーユーホームのことを気に入ったようだ。
外観や内装が好みらしい。
一方、私は雰囲気よりも頑丈な鉄骨に魅力を感じる。
私たちが豊橋展示場を訪問したことは、すぐに西山さんに伝わったようだ。
しかもトヨタホームの手提げ袋を持っていたことまで連絡されていた。
ハイムにとって、トヨタは特に注意すべき競合だと分かった。
西山さんへの連絡はこの日だけでなくて、他の展示場でも「岡崎の西山さんに担当してもらってます」と言うと
「Davidさん、先日は○○展示場にお越しくださり、ありがとうございます」と西山さんに礼を言われることになる。
住友林業にも行った。鉄骨ユニットと別の工法の家を見ようと思った。
「ハイムやトヨタを中心に検討してます」と言うと、
「この匂いを嗅いで下さい」と営業マンが木の柱を持ってきた。
確かに良い香りがする…
「この木で作った家に住んだら、素敵ですよね」と営業マン。
「そうですね」と答えたが、杉やヒノキの香りよりも、Kさん宅のテレピンオイルの香りの方が良いと思う。
しつこく名前や住所を聞かれたが、「ハイムやトヨタで駄目だったら、その時こちらから連絡します」と
言って住友林業を出た。
個人情報は書かなかったけど、来場記念のプレゼントをくれた。
豊橋中日ハウジングセンターでは、あるメーカーのモデルハウスで元セキスイハイムの営業マンだった人と話ができた。
彼はセキスイハイムを辞めて別のハウスメーカーに転職したのだが、
「個人的にはセキスイハイムの家が一番良いと思っている」と言った。
「じゃあ、辞めなくても良かったのに」と言うと
建物に対する個人的な好き嫌いと、職業として特定の会社に勤めるのとでは話が違う、というような話をしてくれた。
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